ガチガチの剛性感に重厚感と柔らかさを両立!

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このページでは、新型レクサスLSの乗り心地と静粛性がどれほどのものなのかを説明します。

まず、静粛性は最高です。本当にびっくりするくらい静かです。外部の騒音がほとんど入ってきません。

僕は新型レクサスLSの前は30系前期のセルシオに乗っていました。

トヨタが初代セルシオを発売した時には、メルセデスベンツ、アウディ、BMWなどのジャーマン3も含めて世界中の自動車メーカーが初代セルシオの静粛性に衝撃を受けたそうです。

僕が乗っていたセルシオの静粛性も半端無く素晴らしかったです。

だから、最初レクサスLSに乗った時には、前に乗ってたセルシオとそんなに大きな差がないように感じました。

でも、1ヶ月くらい乗ってレクサスLSが生活の一部になって体になじむようになってきて、少しずつ違いが分かってきました。

外部の騒音がシャットアウトされているだけでなく、ボディのきしみ音が一切しません。車の骨組みだけでなくあらゆるパーツが1ミリのずれもなく寸分違わずぴったりと組み立てられているのが分かります。

レーザースクリューウェルディングという新技術や工業用接着剤の使用によって、ボディがガチガチに固められていて、剛性感が格段にアップしている事が影響しているように感じます。

高速道路を高速で走行していても、オーディオの音をクリアに聴けますし、車内の前列シートと後列シート間での会話も普通の声量で話せば普通に聞き取る事ができます。

ボディの剛性が増した事で、レクサスLSの静粛性はさらにワンランク上のレベルに上がったと思います。

次に乗り心地です。

ドライブモードでいろいろな乗り味を楽しめる!

乗り心地に関しても、前に乗っていたセルシオが十分すぎるほど快適な乗り心地だったので、最初乗ったときはそれほど大きな感動もなく、正直なところ「こんなものか。」という感じでした。

むしろセルシオよりも乗り心地は悪いように感じました。

というのもドライブモードセレクトというのを使っておらず、ずーっと「ノーマルモード」で走行していたのです。

ノーマルモードの場合、比較的走りに重点が置かれているようで、足回りがちょっと固めになります。

ただ、これもボディの剛性が増した事が理由だと思うのですが、全く不快には感じません。

踏切など少しでこぼこがあるような道を走ると、少し振動を感じるのですが、下から突き上げて来る振動を瞬時に消し去ってくれているという感覚です。

ただ、やっぱりノーマルモードはセルシオの時のような高級車というイメージの乗り心地ではありません。

コンフォートモードにすると、突然乗り心地がガラリと変わります。まさに高級車という感じの揺れや振動がほとんど無い乗り味になります。

レクサスLSコンフォートモードの乗り心地

下からの振動を見事にいなして、最高の乗り心地になります。コンフォートモードにした時の乗り心地は30系セルシオよりも格段に快適です。

30系セルシオは、振動をフワフワと軽減しているような感じがしていたのに対して、新型レクサスLSはフワフワと感じないうちに振動が無くなっています。

どのような技術や仕組みで、振動を吸収しているのか分かりませんが、本当に快適です。

また、スポーツモードやスポーツプラスモードにした場合でも、極端に硬くなって乗り心地が悪くなるという事はありません。

静粛性にしても乗り心地にしても共通して言える事は、とにかくボディ剛性が高まっていて、それがあらゆる面に良い影響を与えているように感じます。

ただ、鉄の固まりのようにただ硬いだけでなく、柔軟な柔らかさを併せ持っていて、目に見えない所でハイレベルな作り込みが行われている事を感じます

目に付きやすいスピンドルグリルのデザインばかりが取り上げられていますが、個人的には今回の新型レクサスの最も注目すべき所はボディ剛性の向上だと思います。

日本刀が「切れる」と「折れない」を両立させるために、刃先を硬くし、芯に向かって硬さを徐々に下げていく構造になっている事と似ています。

さすが日本を代表する企業であるトヨタが作る最高ランクの車です。日本人が持っている文化や精神の良い所が凝縮されているような車です。

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